スキージャンプ界のレジェンド、葛西紀明さん。

合計8回の冬季オリンピックに出場しています!
今回は、そんな葛西選手を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
生年月日:1972年〈昭和47年〉6月6日
身長体重:176㎝/59kg
血液型 :AB型
出身地 :北海道上川郡下川町
◆お嫁さんの年齢は?
葛西紀明選手は、2014年2月22日、41歳で結婚しています。
お嫁さんの名前は、張磨怜奈(旧姓、はりま・れいな)さん。
葛西選手は“レーチェ”と呼んでいるそうです(#^.^#)
お嫁さんの年齢は、葛西選手より12歳年下になります。
葛西さんがプロポーズしたのは、結婚からわずか1週間前の2月15日(日本時間16日)。
ソチ五輪の男子個人ラージヒルで、自身初の銀メダルを獲得した日の夜のことでした。
フラワーセレモニーの後、選手村の自室に帰り着くと、怜奈さんに国際電話で五輪初の個人メダルの報告をするとともに、

おまえしかいない。結婚しよう!
と突然のプロポーズ。
怜奈さんは喜びで大泣きして、声を震わせたといいます。
葛西選手は、17日(日本時間18日)に行われた団体戦でもエースとして銅メダル獲得に貢献。
2つのメダルを手に帰国したのは2月20日でしたが、ここで素早い行動に出ます。
自身が6月6日生まれで、

ゾロ目が良かった
という葛西選手は、すぐに故郷の下川町から必要書類を取り寄せ。
ゾロ目の2月22日に、札幌市中央区役所に婚姻届を提出しました。
勝負師は縁起を担ぐもの…
W杯に参戦するため、翌々日には日本を離れるというハードスケジュールの中、見事に人生の節目を刻んでいます(^^)v
ところでお嫁さんは、料理が得意なのだとか。
“体脂肪率5%”の身体を維持するため、食事に細心の注意を払っている葛西選手にとって、お嫁さんのそんなところも良かったのでしょう。
また、怜奈さんはタイ古式マッサージの資格も保有しています。
長く現役を続ける葛西選手にとって、体のケアも心強いですね。
2018年の平昌オリンピックには家族同伴で挑み、悲願の金メダルを目指します。
◆子供の名前は?
葛西紀明選手には現在、子供さんが一人います。
子供は女の子で、名前は璃乃(りの)ちゃん。
2016年1月30日生まれになります。
名前の由来は、自身の愛称「ノリ」を逆にしたものだそうで、

ずっとノリノリノリノリと言ってたら、リノになっていいんじゃないって…
けっこう、軽いノリで決まったみたいですね(^O^)
しかし、葛西選手は愛娘に彼氏ができる日のことを、早くも心配しています。
テレビ番組で坂上忍(さかがみ・しのぶ)さんから、

彼ができたらどうするの?
と訊かれると、

ぶん殴ります!
と即答していました。

◆実家は北海道下川町
先ほど少し触れましたが、葛西紀明選手は、北海道上川郡下川町の生まれ。
下川町立下川小学校3年の時から競技を始め、下川中学校時代は北海道大会を3連覇し「天才少年」と言われました。
中学3年の時に行われた『宮様スキー大会』ではテストジャンパーを務めますが、なんと大人の優勝者の記録を上回ってしまうという「事件」を起こしています(^_^;)
東海大四高(現在の東海大札幌高)1年で世界選手権に初出場し、日本人男子の最年少出場記録(16歳8ヶ月)を樹立。
W杯初出場(16歳6ヶ月)、初優勝(19歳9ヶ月)と、次々と当時の最年少記録を塗り替えて行きました。
オリンピックは、1992年のアルベールビルから2018年の平昌で8大会連続出場。
1994年のリレハンメル五輪で団体銀、41歳で迎えたソチ五輪では個人で初の銀メダルを獲得。
“レジェンド”の異名は、その圧倒的な実績から名付けられたのでした。
◆父親との確執
葛西紀明選手の父親の名前は、葛西利紀さん。
1942年頃の生まれになります。
実は、葛西選手の幼少期は実家が貧しかったそうですが、その理由は父・利紀さんが病気を理由に働かなかったことでした。
父親にかわって母親が働き家計を支えましたが、それでもやっていけず、近所からお金や米までも借りていたのだとか…
そんな父親に対し、葛西選手が複雑な思いを持っていたのは致し方ないことでしょう。
しかし1997年、母が亡くなると、それまで疎遠だった父親との交流も少しずつ回復していきます。
思えば、競技を始めたときから高校入学で実家を離れるまで、凍えるような寒さのなか、ジャンプ台の整備をし、ずっと練習に付き合ってくれたのも父・利紀さんでした。
現在、利紀さんは、北海道名寄(なよろ)市のアパートで一人暮らしをしています。
ソチ五輪のとき、葛西選手は父親にパソコンをプレゼントしています。

親父にも俺が頑張っているところをリアルタイム(衛星放送や動画サイト)で見てほしいんだ!
という思いの表れでした。
◆最愛の母の死…
葛西紀明選手の母親の名前は、幸子さん。
今の姿からは信じられませんが、葛西選手は幼少期、体が弱く、手のかかる子供だったそうです。
そのせいか、母と息子の関係は強く、お母さんは葛西少年を大切に育て、葛西選手もお母さんが大好きでした。
中学卒業後、葛西選手は実家を出て札幌の高校に進学しますが、葛西選手が札幌に行くときは、幸子さんは列車の外で手を振って別れを惜しみました。
そんな母子に、運命の悲劇が襲いかかります。
長野五輪の前年、実家が放火に遭い、母・幸子さんが大やけど負ったのです。
皮膚移植を繰り返しましたが、結局、11カ月後に46歳の若さで亡くなりました。

母さんに長野五輪を見せてあげたかったのに…
葛西選手は憔悴し、スキーどころではなくなります。
精神まで不安定になってしまった葛西選手は、けがも重なり、長野五輪では団体戦のメンバーから外れてしまいました。
そんな葛西選手が復活できたのは、入院中の母が送ってくれた手紙。
いまこの時を頑張れ。絶対におまえは世界一になれる。
お前がどん底から這い上がってくるのを楽しみに待っているよ
この手紙を肌身離さず持ち歩いていた葛西選手。
しかし、銀メダルに輝いたソチ五輪では、手紙を持参しませんでした。

強い自分を母に見せたかった
天国のお母さんの目には、成長した息子の姿が焼き付いていることでしょう。
◆姉の支え
葛西紀明選手にはお姉さんがいて、名前は浜谷紀子さん。
“誰よりも真っ先に飛ぶことにこだわっていた”
弟についてこう話す3歳年上の姉は、葛西選手が小学生でスキーを始めた時から、長い現役生活を見守ってきました。
ソチ五輪の凱旋パレードに駆けつけた紀子さんは、
“夢に見ていた光景だったので実現してうれしい”
と目を輝かせます。
時には親代わりで葛西選手を支えたお姉さんにとって、それは感慨深い光景であったことでしょう。
◆最愛の妹は…
葛西紀明選手には5歳下の妹もいて、名前は久美子さん。
妹の久美子さんは16歳の時に『再生不良性貧血』という血液の難病にかかり、余命5年を宣告されます。
『臍帯血移植』という移植手術が成功しますが、その後は肺炎や副作用や合併症を繰り返し、入退院を何度もしながら闘病生活を送ってきました。

冬季五輪で金メダル
という葛西選手の目標は、当初は妹を勇気づけるのが目的。
しかし、ソチ五輪の直前には妹からLINEで
“絶対メダル取れるから何も心配せずに飛んで”
と、逆に励まされてしまいます。
そんな妹さんは、2015年5月に意識不明の状態となります。

妹のために…
久美子さんの復活を祈り、葛西選手は2016年1月にオーストリアで開催されたフライング世界選手権に出場しました。
そんな時、姉・紀子さんから国際電話がかかります…
◆まとめ

(電話に)出る前にすぐ妹の事だとわかりました
妹さんは、意識が戻らぬまま帰らぬ人となりました。
葬儀は葛西選手の帰国を待って行われ、翌日にブログでファンに報告しています。

いつも痛みに耐えながらの辛い日々だったと思います。昨年の5月終わりに意識を無くして8ヶ月間が経ち、一度も意識を戻す事なく母親の元へ旅立ってしまいました
亡き母、妹、そして応援してくれる父と妻、子供に捧げるために…
葛西選手は金メダルを目指し続けます。
◇編集後記①
葛西紀明さんが愛用するネックレスを見つけました。
デイリースポーツの記事です。
葛西、コンチネンタル杯出場へ/スポーツ/デイリースポーツ online https://t.co/BiuqPWK3PF @Daily_Onlineより pic.twitter.com/IjtyUxdBtF
— カゲロウ (@Kagerou_Kazoku) April 30, 2022
これは、コラントッテの TAO ネックレス スリム AURA mini ですね。
コラントッテ(Colantotte) TAO ネックレス スリム AURA mini

ジャンプを跳んでいる時は寒いので、首や肩が緊張する
という葛西さん。
コラントッテのネックレスを付けると、血流が良くなって温かさを感じるため、ずっと付けています。
ちなみに、葛西さんが40歳を超えてから気を付けているのは、

体よりも脳を疲れさせない
ということだそうです。
頭を休めるため、なるべくリラックスしたり、映画や温泉などでリフレッシュしたりするようにしています。
レジェンドの健康の秘密は、コラントッテとリフレッシュにあるのでした😉

◇編集後記②
葛西紀明選手が愛用する腕時計を見つけました。
毎日21世紀フォーラム:夢への努力、原動力 葛西さん語る 大阪 | 毎日新聞 https://t.co/aWNk0aAOpw pic.twitter.com/908IQ7nS9n
— カゲロウ (@Kagerou_Kazoku) April 30, 2022
これはブライトリングのクロノマット44ですね。
ブライトリングといえば、航空時計の代名詞ともいえる、スイスの時計メーカー。
時計ではなく、航空用計器である
という理念があり、製品はすべてクロノメーター検定に合格しています。
「日の丸飛行隊」の葛西隊長にピッタリの腕時計だと思います😉


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