大学生ながら女性実業家として活躍する、岩澤直美さん。
今回は、そんな岩澤さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:岩澤直美(いわざわ・なおみ)
生年月日:1995年生まれ
学歴:早稲田大学在学中
◆実家は大阪
日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、チェコ語の6か国語を操るという岩澤直美さんは、大阪出身。
実際にはプラハ(チェコの首都)で生まれ、すぐに日本に来て神奈川から大阪に移り、5歳まで大阪の田舎町で育ったのだそうです。
そして5歳から2年間、ハンガリーで生活しますが、
“友達に言いたいことも言えない”
という言語の壁にぶつかります。
小学生の途中から大阪に戻ると、公立小学校へ編入。
今度は、言葉の問題はなかったものの、
“半分日本人の外国人”
という偏見に苦しみました。
それでも、
“私は日本人、強いて言うなら『半分外国人の日本人』だ”
と言い返していたそうなので、子供のころから、論理的な主張ができていたのですね。
小学6年の夏からは家族でドイツへ引っ越し、中学ではドイツのインターナショナルスクールへ通いました。
◆高校は関西学院千里国際高等部
岩澤直美さんは、中学3年の夏に再び帰国すると、
“多様性のある、違いを尊重しているような学校”
を求めて、関西学院千里国際中等部・高等部へ入学します。
先生も生徒も個性豊かで、海外経験の多い人もたくさんいて、充実した高校生活を送ることができたそうです。
高校1年生の時には、ドイツ語のスピーチ大会で優勝し、大阪・ハンブルク友好都市の親善大使を務めました。
高校3年生の時には、
“日本で、一人ひとりの違いをリスペクトできる社会を実現したい。もっと多くの人にとって居心地の良い社会にしていきたい”
と考え、無料の異文化理解教室『KIDS’CLUB』を始めました。
これは、小学生を児童館に集めて、いろいろな国の文化を紹介するプログラムを提供する教室で、現在の活動の前身となるものです。
◆大学は早稲田大学
早稲田大学に進学が決まると、まだ入学式も迎えていない時点で、すぐに東京での活動を開始。
クラウドファンディングで資金を集めると、広尾にある塾を会場として借りて無料レッスンを開始します。
教室の名称を『Culmony(カルモニー)』へと変更し、
“英会話×多文化”
をキャッチコピーに、SNSを駆使して、活動の幅を広げています。
◆父親の職業は?
インターナショナルな雰囲気の岩澤直美さんですが、父親は日本の方。
ただ、お父さんの仕事の都合で、岩澤さんは幼いころから日本と海外を行き来しているので、職業は商社マンとか外交官とかなのでしょう。
◆母親の国籍は?
岩澤直美さんの母親は、チェコ人だそうです。
年配の方は“チェコスロバキア”の方が通りが良いかもしれませんが、1992年に連邦を解体して、チェコとスロバキアに別れました。
お母さんはチェコ人ですが、岩澤さんが物心ついた頃からはずっと、日本語でコミュニケーションを取ってきています。
日本語ペラペラなのでしょうね、関西弁の可能性も高いと思います(^_^;)
また、岩澤さんの大きくて褐色の瞳は、お母さんからの遺伝。
大人になった今でこそ、岩澤さんの大きな魅力の一つですが、日本人離れした瞳のせいで、小学生のころはいじめられたそうです。
◆妹はチェコ在住
岩澤直美さんには妹がいて、4月(2018年)から小学3年生だそうなので、年齢が離れていますね。
チェコにいる妹はチェコ語しか話せませんが、ハグしたり手をつないだりしながら、
“ナオミー、アイラブユー”
とカタコトの英語で囁いてくれるのだとか(*^_^*)
◆まとめ
これまで見てきたとおり、岩澤直美さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、岩澤さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
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