◆母親は卓球の師
①卓球経験者の母
福原愛さんのお母さんの名前は、福原千代さん。[2]
母・千代さんは卓球経験者であり、3歳で卓球を始めた愛ちゃんに、卓球のイロハを教えた先生でもありました。
1日4~5時間と言われる猛特訓は、小学6年の全日本選手権を最後に、指導を離れるまで続きます。
愛ちゃんと言えば「泣きむし愛ちゃん」。
泣きながら卓球台に向かう愛ちゃんと、厳しい面持ちで指導する母・千代さんの姿を記憶している人も多いのではないでしょうか?
実際は、愛ちゃんが泣いていたのは4歳の時だけで、千代さんの顔がこわばっていたのは、テレビカメラに緊張していたからなのだそうです(^^;)
②母親は中国人…?
ところで、母・千代さんは
中国人ではないか?
という噂がネット上であるようです。
これは、中国は卓球が強いことと、愛ちゃんが中国語が堪能であることなどが根拠となっているようです。
明確に否定する根拠もないものの、母・千代さんは日本人で間違いないでしょう
千代さんは、栄養面でも愛ちゃんの活躍を支えました。
愛ちゃんは、大きな大会が始まると緊張・疲れから食が進まなくなり痩せてしまいます。
このため、大会前は多少体重を増やして臨むことが多いのだそうです。
アテネ五輪では、大量のおにぎりを会場に持参しましたが、入り口のセキュリティ・チェックで、
爆弾ではないか!?
と係員に止められた事もあります(゚д゚)!
千代さんは60歳を過ぎて、調理師の専門学校に通い始めました。
これも大会や帰国時、娘に差し入れる弁当の栄養知識を増やすためでした。
また、千代さんは愛ちゃんに算数を教えるとき、「答え」を先に明かしたそうです。
実際に考えさせたのは「過程」であり、どう答えを導くのかを大切にしてきました。
長年、愛ちゃんに課せられていた問いの答えは「五輪のメダル」。
その道のりを考えながら、母娘で歩んできた20年。
2012年のロンドン五輪でようやく「答え」にたどり着いたのでした。
◆10歳年上の兄
福原愛さんにはお兄さんがいて、名前は福原秀行(ふくはら・ひでゆき)さん。[3]
年齢は、愛ちゃんより10歳年上になります。
愛ちゃんが卓球を始めたのは、兄・秀行さんがきっかけとなりました。
実は、卓球の「英才教育」を最初に受けたのは、秀行さん。
さては、赤ん坊のころからラケットを握らされ、壮絶な生い立ちがあるのか…?
と思いましたが、意外にも卓球を始めたのは中学に上がってからだそうです(^^;)
しかし、
どうせならトップを目指せ!
と、発破をかけるお父さんの方針により、コーチを仙台に呼び寄せ、毎日の特訓が始まりました。
愛ちゃんはいつも、本を読みながら練習が終わるのを待っていましたが、お母さんもお兄さんにかかりきりに…。
寂しい思いをした愛ちゃんは、お母さんにこう頼んだのでした。
私も卓球がやりたい!
秀行さんは、お父さんと愛ちゃんが離れた2008年から、「千秀企画」という事務所を立ち上げ、マネジメントを担当してきました。
ちなみに愛ちゃんは、2016年より家族から独り立ちし、電通の系列会社にマネジメントを委託しています。
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