カナダで行われているサッカー女子ワールドカップでは、なでしこジャパンの快進撃が続いており、攻撃の起点・鮫島彩選手は高い評価を受けています。
今回は、そんな鮫島選手を育んだ家族にスポットを当ててご紹介します。
◆父はサッカー指導者?
鮫島彩選手の父・俊裕さんは、会社員を務める傍ら、栃木県にある女子サッカーチーム「河内SCジュベニ―ル」の代表も務めています。
鮫島選手は小学1年生のときからジュベニールでサッカーを始めていますが、同じチームには、当時小学6年生の安藤梢選手も所属していました。
鮫島選手の父・俊裕さんの教育方針は、「自分で自分の道を決めさせること」です。
鮫島選手が進路などに悩むとき、相談をされれば受け答えはしますが、私も母親も「最終的に決めるのはお前たちだよ」と常に伝えてきました。
そうやって、自分の意思で決断してサッカーを続けることにより、強い目標を持つようになり、遂には世界一の舞台に立つまでに成長していったのでしょう。
《引用元:鮫島彩オフィシャルブログ》
◆母は看護師?
鮫島彩選手の母・佳代子さんは、母親の顔のほかに看護師としての顔があります。
このため、鮫島選手も常盤木学園卒業後は、看護師を目指していたこともあるそうですが、最終的にはサッカーの道を選びました。
鮫島選手は東日本大震災の時、お母さんに対し、「うちらはこのまま合宿してていいのかな??おかしくない??」というメールを送っています。
この時、お母さんがどのように答えたかは明かされていませんが、きっと優しく背中を押すメッセージを送ったのでしょう。
その後、鮫島選手は見事に躍動し、ワールドカップ制覇の原動力となっています。
ちなみに、お母さんの手料理で特に好きなものは、人参のグラッセや卵焼きなど、少し甘い味付けのものだそうです。
◆兄はデザイナー?
鮫島彩選手には、2人のお兄さんがいます。
鮫島選手がサッカーを始めたのは、2番目のお兄さんの影響で、次兄は小学校から高校までサッカーを続けました。
一番上のお兄さんは、本格的なサッカーの経験はありませんが、異なる才能を持っており、なんと『アンシェリ』というブランドのデザイナーなのだそうです。
長兄のブログには、長兄がデザインしたトートバッグを持つ鮫島選手の姿も拝見できますが、妹のためにデザインしたのか、とてもよく似合っています。
◆まとめ
このように、鮫島彩選手の成長と活躍の陰には、温かい家族の姿がありました。
これからも家族の支えを背に、サッカーで日本を元気づけて欲しいですね!
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