◆妻:江利チエミ
①江利チエミとの馴れ初め
高倉健さんは、1959年に結婚しています。
お相手は歌手の江利チエミ(えり・ちえみ)さん。[4]
1937年〈昭和12年〉1月11日生まれなので、健さんより6歳年下になります。
2人の馴れ初めは、1956年公開の映画『恐怖の空中殺人』で共演したこと。
当時を知る映画関係者によると、江利さんが健さんに惚れ込んでしまい、後見人的存在の清川虹子(きよかわ・にじこ)さんに相談したのだそうです。
清川さんは健さんに、
チエミちゃんのこと、何とかしてあげなさいよ
と話し、交際、結婚へと発展していきました。
59年2月、江利チエミさん(右)と結婚した高倉健さん ― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/laXrP7AX49 pic.twitter.com/ARa1Zp8zkM
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②江利チエミと離婚
押し切られるような形で結婚した高倉健さんでしたが、江利さんのことをとても愛していました。
しかし2人は、1971年9月3日に離婚。
離婚原因は、江利さんの付き人をしていた「異父姉」の存在でした。
異父姉は、横領事件を起こしたり、2人を攻撃するデマ話を流したりするなど、夫婦関係をこじらせる行為を繰り返したのです。
極め付きは、数億円の借金を作り、江利さんの実家を抵当に入れたこと。
夫に迷惑をかけてはならない
と、離婚を申し出たのです。
◆鎌倉に眠る子供
高倉健さんと江利チエミさんは、子供を授かったことがあります。
しかし江利さんは重度の妊娠中毒症を発症し、中絶を余儀なくされました。
後に健さんは、鎌倉霊園の墓地に、水子を祀る地蔵を置いています。
◆養女:小田貴月
高倉健さんには養女がいて、名前は小田貴月(おだ・たか)さん。[5]
1964年〈昭和39年〉1月13日生まれなので、健さんより33歳年下になります。
(小田貴月さん↓)
高倉健さん養女・小田貴月さん新著で明かす最後の時「慌てるな…」別れから8年4カ月、やっと果たせた宿題https://t.co/B8Ie8eizlQ
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養女といっても17年もの間、健さんの傍にいて身の回りの世話をしてきた女性です。
ただ、平時はいいですが、健さんが入院するなどの非常時になると、
戸籍上の関係がないと、(貴月さんが)病室に入っていられなくなる…
という事になります。
貴月さんを配偶者か養女かにする必要を生じ、健さんがくだした決断が「養女」でした。
健さんの死後、貴月さんは健さんの闘病の日々をつづった本を出しています。
◆まとめ
これまで見てきた通り、高倉健さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、健さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- デイリー新潮 2020年11月10日 7回忌を迎えた「高倉健」 甥が初めて明かす「親しかった著名人」「やりたかった映画」
- 現代ビジネス 2022年9月18日 高倉健、松本清張、仰木彬、中尾ミエ、草刈正雄ほかー数多くのタレントを生み出した福岡・北九州の「土壌」
- フジテレビ 2013年11月3日放送 Mr.サンデー 辛抱ばい…母の言葉を支えに 高倉健の壮絶58年俳優人生
- アサ芸プラス 2014年12月2日 追悼・高倉健 不器用すぎた女性関係(1)唯一結婚した江利チエミとの生活
- スポニチアネックス 2023年3月29日 高倉健さん養女・小田貴月さん新著で明かす最後の時「慌てるな…」別れから8年4カ月、やっと果たせた宿題
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