平成4年度生まれの関取を指す、いわゆる「花のヨン組」の1人、御嶽海 関。
ミドルネームは「ジャスティン」です!
今回は、そんな御嶽海を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
本名:大道 久司(おおみち・ひさし)
生年月日:1992年〈平成4年〉12月25日
身長/体重:179cm/167kg
血液型:O型
◆生い立ち
御嶽海関は、フィリピンで生まれ、4歳の時に長野県木曽郡上松(あげまつ)町へ移住しました。
実家は山や川に囲まれており、父親とキノコやタラの芽を採りに山に入ったり、川で泳いだり、大自然の中で育っています。
小学校は地元の、上松町立上松小学校へ通いました。
相撲を始めるきっかけとなったのは、小学校1年の時に隣町の大桑(おおくわ)村で開かれた相撲大会に出場したこと。
この時、初めて挑戦した相撲で自分より体の小さな相手に負けたことで、
やる。強くなる…!
と宣言し、御嶽海の相撲人生が始まりました。
ちなみに御嶽海は絵が苦手。
小学生のとき、50歳くらいの先生に、
今まで生きてきた中で、(こんなに下手なのは)見たことがない
と言われたのだとか。
あれは衝撃でした…
と、当時を振り返っています。
中学校は、木曽町立福島中学校へ進学。
相撲部に所属し、中学3年生の時、全国大会でベスト8進出を果たしています。
2019年2月、御嶽海は福島中に凱旋し、相撲部OBから化粧回しを贈呈されました。
御嶽海は、
化粧回しに恥じないよう成績を残したい
と感謝の言葉を述べています。
高校は、木曽青峰高等学校へ進学。
在学中に国体少年の部3位という成績を残し、相撲部屋を何度か見学に行きましたが、
厳しそう!
と感じて、角界に進むことは考えませんでした。
その代わり、東洋大学の濱野文雄監督から、
復活のために力を貸してほしい!
と勧誘され、東洋大へ進学します。
大学時代は力強い突き押しを武器に、個人タイトル15冠。
4年生時の11月に学生横綱、12月にアマチュア横綱に輝いています✨
◆母親はフィリピン人
御嶽海関の母親の名前は、マルガリータさん。
名前からも分かるとおり、日本人ではなく、フィリピン人です。
1972年頃の生まれなので、20歳くらいで御嶽海を産んでいますね。
#御嶽海 関、優勝おめでとうございます!
母・マルガリータさんも駆けつけていらっしゃいましたね。この機会にぜひ、初優勝の時のインタビューをご覧ください。
御嶽海関の母・マルガリータさんが語る「アイ・ラブ・ユー」子育て https://t.co/Q0ubGkMaSP #婦人公論
— 婦人公論 (@fujinkoron) January 23, 2022
御嶽海は力士にしてはよくしゃべる明るいタイプといわれますが、その性格はフィリピン出身の母親から受け継いでいます。
ちなみにお母さんは御嶽海のことを「ヒーくん」と呼んでいるそうです(*^_^*)
母親思いの御嶽海は、実家に帰ると、
ママは休んでて。僕が食器洗うから
と手伝ってくれるのだとか。
神のような息子さんですね😲
料理も得意で、エビチリや天ぷらなどを母親へ振る舞います。
お母さん、息子が可愛くて仕方ないことでしょう。
◆父親は日本人
御嶽海関の父親は日本人で、名前は大道春男さん。
つまり御嶽海は、ハーフ力士ということになります。
父・春男さんは1951年頃の生まれなので、お母さんとは20歳くらい離れてますね(*^_^*)
#御嶽海 の #父・春男さん、愛息晴れ姿に感無量「ケガだけはしないように精進していってほしい」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ https://t.co/CRBicL0REG
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) January 23, 2022
小学校1年生の時から相撲を始めた御嶽海ですが、お父さんに相撲経験があった訳ではありません。
そのためか、メキメキと頭角を現した御嶽海が東洋大学にスカウトされた時も、父親に相談することはありませんでした。
そんな御嶽海関が
お父さん、どうしよう?
と父親に相談したのは大学3年生のとき。
角界に進むか就職するかの選択を迫られた時でした。
学生のうちに学生横綱などのタイトルを獲れば、幕下付け出しからのスタートなので、問題ありません。
しかしタイトルがないと序ノ口からスタートで、大学出身は年齢的に不利。
父・春男さんは、
まずは就職活動をして、実業団に進むことも考えろ
とアドバイスしました。
御嶽海関はアドバイスに従って、相撲部のある和歌山県庁への就職が内定しました。
しかし結局は、4年生時に学生横綱とアマ横綱のタイトルを獲ったため、角界入りすることになります。
◆1歳上の一般女性と結婚
2022年1月、御嶽海関が結婚したことが明らかになりました。
お相手は1歳年上の一般女性で、後援会関係の方です。
2人の馴れ初めは、奥さまが出羽海部屋の朝稽古を見学したこと。
そこから交際に発展し、約5年の交際の末にゴールインしました。
出羽海親方は、
これを機にさらに上を目指して、集中して頑張って欲しい
と、さらなる活躍を期待しています。
少し意外なのが、母・マルガリータさんは結婚後もお嫁さんに会ったことがないということ。
2018年ごろのインタビューでは、
将来久司が結婚したら、息子よりお嫁さんのほうと仲良くしたい(笑)。お嫁さんにも、私の大事な子どもを守ってほしいから
と話していました。
コロナウイルスの流行という事情があったにせよ、結婚前に会っていないのは不思議な気がします。
そのことを問われると、マルガリータさんは、
そうなんです。だからお会いするのが楽しみです。これから仲を深めて、家族になっていきたい
と応じました。
良い親子関係を築けるといいですね。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、御嶽海関の活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、御嶽海関の挑戦は続いていきます(^o^)丿
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