麻原彰晃の三女・アーチャリーとして著名な、松本麗華さん。
今回は、三女・麗華さんから見た『家族』の姿を取り上げたいと思います。
◆兄弟姉妹について
松本麗華さんは、6人兄弟の3番目で、姉が2人、妹が1人、弟が2人います。
第1子は長女の松本美和(本名)さんで、1978年生まれの40歳(2018年現在、以下同じ)。
第2子は次女の松本宇未(うみ・仮名)さんで、1981年生まれの37歳。
第3子は三女の松本麗華(りか・本名)さんで、1983年4月生まれの35歳。
第4子は四女の松本聡香(さとか・仮名)さんで、1989年生まれの29歳。
第5子は長男で、1992年生まれの26歳。
第6子は次男で、1994年生まれの24歳ですが、息子2人の名前は、明らかにされていません。
◆母親について
松本麗華さんの母親は、松本知子氏。
1958年8月17日生まれなので、現在(2018年7月)59歳になります。
母・知子氏は千葉県木更津市の出身。
大学受験に失敗して浪人を決め、代々木ゼミナール代々木本校に通う中で、麻原彰晃と出会いました。
麻原は熊本の盲学校出身で、当時22歳になっており、年齢も境遇もまるで違う2人でしたが、意気投合。
翌年には長女を身籠ったこともあり、結婚しています。
麻原がオウム真理教を立ち上げる中で、知子氏は妻として献身的にサポートし、オウム真理教ではナンバー2として権力を振るいました。
1994年に発生した「薬剤師リンチ殺人事件」のポア(殺害)決定会議に参加していたとして、知子氏は逮捕・起訴されます。
懲役6年の刑となり、和歌山刑務所にて服役し、2002年10月に出所しています。
◆兄弟姉妹や母親との確執
一連のオウム事件後、松本麗華さんと母親、兄弟姉妹との関係は微妙なバランスとなっています。
母・知子氏が出所した後は、次女・宇未さんと三女・麗華さんと一緒に暮らしていたと言います。
しかし2012年になって、弟の養育を巡って意見がぶつかり、麗華さんと知子氏は絶縁状態となりました。
長女は、
“兄弟のなかで差別的待遇を受けていた”
と考えており、早い段階で家族から距離を置いてきました。
次女と三女、長男は良好な関係で、一緒に暮らしているようです。
四女とは父親への考え方について対立。
麗華さんは、
“(父親は)死刑ではなく治療をすべき”
四女・聡香さんは、
“父の罪の重さを考えると死刑の執行以外に責任を取る方法はないと思うので、当然だと思いますし、執行されるべきだと思っています”
と異なる見解を述べています。
◆お父さん分かりますか?
上記のとおり、松本麗華さんは父・麻原彰晃に対して好意的なスタンス。
どんな理由であれ、人の権利を奪うということは、殺人に限らずしてはいけないとしながらも、
“たとえ父が事件に関与していたとしても、私は父のことを大切に思い続けます”
と話しています。
2013年7月には、ブログ『お父さん分かりますか?』をスタート。
父に対する赤裸々な思いを、今日に至るまで綴っています。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、松本麗華さんのこれまでの人生には、父・麻原彰晃と、母親、兄弟、姉妹、さまざまな愛情と愛憎が交錯してきました。
2018年7月に麻原が死刑執行されましたが、三女・麗華さんの心中はいかばかりでしょうか。
二度と同じような不幸な『家族』を生み出してはならないと思います。
◇編集後記
オウム真理教、最大にして最悪の事件は、1995年に発生した地下鉄サリン事件。
東京都内の地下鉄3路線で同時にサリンを撒き、13人の死者と、6300人もの負傷者を出しました。
事件から20年以上経過し、今ではネットで、防毒ガスマスクが買える時代となりました。
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思ったほど高くはないのですね。
サリンにもしっかり対応しているようです。
東京五輪を狙ったテロに備えて、検討すべきなのでしょうか?
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