2018年4月23日、元プロ野球選手の「鉄人」、衣笠祥雄さんが、上腸結腸がんにより亡くなりました。
今回は、生前の衣笠さんを支えた『家族』を紹介し、在りし日の故人を偲びたいと思います。
【本人プロフィール】
名前:衣笠祥雄(きぬがさ・さちお)
生年月日:1947年1月18日(享年71歳)
身長/体重:175cm/73kg
◆鉄人を支えた妻
“野球選手になったら、でかい家を買って綺麗な女と結婚する”
と夢見ていた衣笠祥雄さん。
実際に結婚された奥様の名前は、正子さんです。
妻・正子さんは、衣笠さんの「国民栄誉賞」表彰式に出席していますが、本当に綺麗な方ですね(*^_^*)
衣笠さんは、自身の著書『水は岩をも砕く (男のVシリーズ) 』で、
“野球を通じて色んな人に会ってきた。その中で一番強い影響を与えられたのは女房だろう”
と語っています。
出会いのきっかけは高校時代、正子さんが衣笠さんにファンレターを送った事でした。
数年の交際を経てゴールインした2人でしたが、衣笠さんは
“肉と卵以外は食べない”
という、筋金入りの偏食家。
そんな夫を支えるため、正子さんは手を変え、品を変えて、食事を準備しました。
なんと京都の料理店に弟子入りして、さまざまな料理法を学んだ事もあるそうです。
衣笠さんが最初に引退を伝えたのも、妻の正子さん。
正子さんは驚きもせず、
“お疲れ様、ご苦労様でした”
と、ねぎらってくれたそうです。
◆息子さんは俳優?
衣笠祥雄さんには息子さんがいて、名前は衣笠友章(きぬがさ・ともあき)さん。
1977年4月23日生まれなので、現在(2018年4月)41歳になります。
あ…息子さんの誕生日に旅立たれたのですね。
息子さんは以前、俳優の仕事をしていて、ショムニや大河ドラマなどに出演していました。
2009年よりサラリーマンへと転じ、加賀電子株式会社の広報室で働いています。
◆娘はアナウンサー?
衣笠祥雄さんには、娘さんもいるという噂があります。
その人の名は、衣笠梨代(きぬがさ・りよ)さん。
テレビ新広島に勤める、アナウンサーです。
しかし、結論から言うと、「鉄人」と衣笠アナは、赤の他人なのだとか。
苗字が同じで、「広島」繋がりがあるため、「娘」と間違えられるのもよく分かります。
◆鉄人はハーフだった…
実は、衣笠祥雄さんはハーフでした。
母親は日本人ですが、父親は在日米軍で、アフリカ系アメリカ人だったそうです。
衣笠さんは京都出身で、京都市立洛東中学校へ進学。
柔道部に入りたかったのですが、中学に柔道部がなかったため、仕方なく(?)野球部に入部しました。
その後、甲子園の名門・平安高等学校に進むと、3年の春と夏、甲子園に出場し、いずれもベスト8となりました。
この時バッテリーを組んでいたのは、後に阪神へ入団する植木一智(うえき・かずとも)さんでした。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、衣笠祥雄さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これから「鉄人」は天国に上り、空の上から後輩たちの活躍を見守り続けるのでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
◇編集後記
ルーキー時代の衣笠祥雄さんは、フルサイズのアメ車『フォード・ギャラクシー』に乗り回し、遊んでばかりの問題児でした。
その「問題児」がどうやって「鉄人」へと変わっていったのか?
記事中でも紹介した自著
に、その経緯が綴られています(^_-)
《こちらの記事も読まれています》












コメント
[…] 衣笠祥雄の『家族』~妻と息子、娘は女子アナ?鉄人はハーフだった… […]