2015年6月20日、元大関・貴ノ浪の音羽山親方が、急性心不全のためお亡くなりになりました。
今回は、残された貴ノ浪の家族にスポットを当てたいと思います。
◆貴ノ浪・本人
貴ノ浪の本名は、浪岡貞博さん。
1971年10月27日生まれで享年43歳。
青森県三沢市出身で、中学時代に藤島親方にスカウトされ、角界入りします。
196cmの長身で、長い手足からなる深い懐と強い足腰を生かし、強引に振り回して投げを打つなど豪快な相撲が特徴でしたが、常識外れの取り口を「無手勝流」と批判されました。
若貴時代の相撲ブームを支え、クレバーで飄々とする反面、感激屋な性格は誰からも好かれましたが、現役時代から心臓に疾患があり、2006年にも大病を患っていました。
◆父
貴ノ浪のお父さんは、浪岡 陸奥雄さんというお名前です。
貴ノ浪が中学時代にスカウトされた時は、高校進学を考えていましたが、両親が貴ノ花を贔屓にしていたため入門が決定したというエピソードがあります。
◆母
貴ノ浪のお母さんは、浪岡京子さんというお名前です。
お父さんと同様、貴ノ花ファンであったようです。
◆兄
貴ノ浪のお兄さんについては、詳細は分かりませんが、やはり身長が高く、バスケをされていたようです。
青森県三沢市にある、浪岡電設有限会社の社長・浪岡豊さんは、bjリーグの青森ワッツを支援されているようなので、何かご関係があるのかもしれませんね。
◆姉
貴ノ浪のお姉さんも、やはり高身長であり、バレーボールをされていたそうです。
あるテレビ番組で、兵庫県・灘海岸でロケをした時、たまたまお姉さんの娘さんがインタビューされたことがあります。
お姉さんは、結婚して関西にいらっしゃるのかもしれませんね。
◆嫁
貴ノ浪のお嫁さんである陽子夫人は、元々名古屋の保育士さんだったそうです。
貴ノ浪の葬儀・告別式は、名古屋市の斎場で行われますが、お嫁さんのご実家が関係しているのかもしれません。
◆そして子供(娘?)
貴ノ浪に子供がいたのかどうかは、はっきりしませんが、ご家族で桃狩りに行かれた写真が残されています。
おそらく2005年当時で、1歳くらいの娘さんでしょうか?
そうすると、今でも小学生くらいということになります。
◆まとめ
貴ノ浪は、所属部屋が「二子山部屋」から「貴乃花部屋」に代替わりした時、「関係ないよ。僕は藤島部屋のお相撲さんだから」と話したことがあります。
「藤島」は中学時代自分をスカウトし、生涯師匠として心酔する、元大関・貴ノ花が名乗っていた名跡です。
天国で藤島親方に、早すぎる旅立ちを叱られてしまうかもしれませんね。
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