◆父親の仕事と執筆した本
久保建英選手のお父さんの名前は、久保建史(くぼ・たけふみ)さん。[1]
1971年〈昭和46年〉生まれになります。
お父さんは和歌山県出身で、高校・大学とサッカー部に所属しますが、トップレベルの選手という訳ではありませんでした。
大学は、筑波大学の体育専門学群を卒業。
「体育専門学群」とは、体育・スポーツ・健康に関する最新の科学的研究成果を活かしながら、指導者の養成を目指すところです。
この辺に、「メッシ二世」を育て上げるヒントがあったのでしょう。
大学卒業後、ミサワホーム株式会社に入社。
結婚して建英さんが生まれると、2歳の頃から、父子で近所の公園でボールを蹴り始めます。
1年のうち、350日以上はボールを蹴っていたそうなので、多少の雨でもやっていたのでしょうね(゚д゚)!
最初の頃は、お父さんの経験をもとに教えていたのですが、呑み込みが早いため、小学校に入学する頃には、教えることがなくなってしまいます。
それじゃあサッカーの勉強をしよう
お父さんは映像を見たり、本を読んだりして、18歳でプロになるために、6歳からの12年間で何を身につけるべきかを考えました。
お父さんは、自分がプレーしていたときは、サッカーについてそれほど深く考えたことはなかったそうです。
しかし、建英さんに付き合うようになってからは、様々な情報を集め、一緒に練習をすることが楽しくなっていきました。
お父さんは2012年、これらの経験をまとめた著作「おれ、バルサに入る!」を刊行しています。
レアルマドリードに移籍した久保建英選手の父、久保建史さんの育成メソッド本。名門バルセロナの下部組織からレアルマドリードまで上り詰めた子育ての秘密に迫る。 pic.twitter.com/deofZAEKQd
— まさむね (@imakoko9) June 19, 2019
◆母親の教育方針
本を出していることもあり、久保建英選手を育んだのは、お父さんのイメージが強いですが、お母さんの役割も大きいです。
まず、建英さんを育てる上での大きな方針は、お母さんの考え方に基づきます。
「長男だけど、次男のように育てたい」
長男は周りを見て、すぐに行動できないところがあるので、次男のようにノビノビと育てたいという意味です。
次男と言えば、
長嶋茂雄(ながしま・しげお)さん…
王貞治(おう・さだはる)さん…
三浦知良(みうら・かずよし)さん…
本田圭佑(ほんだ・けいすけ)さん…
松井秀喜(まつい・ひでき)さんも…
記事はこれからです😅
実際に、スポーツで成功している選手は、不思議と次男が多いのですね。
自身も次女であるお母さんは、この事を感覚的に理解していたのでしょう。
また、お母さんの考えでは、家の居心地が良いと外遊びをしたがらなくなるというので、いくつかの「いただき物」以外は、家におもちゃを置きませんでした。
テレビゲームなんて、絶対になさそうですね(^^;)
さらに、お母さんは毎朝3食分のお弁当を作り、一日中一緒に外で遊んだそうです。
お母さんがいなければ、「メッシ二世」の誕生はなかったことでしょう。
2017年5月、建英さんは飛び級で、U-20ワールドカップの招集メンバーに入りました。
当時所属したFC東京は、ワールドカップ行きを祝したセレモニーを開催。
建英さんの母親も登場し、花束が贈呈され、記念撮影も行なわれています。[2]
その時の写真がこちら。
新着記事!>U-20W杯行きの久保建英と波多野豪に母親から花束贈呈 | サッカーダイジェストWeb https://t.co/YrSZ35yrbK #久保建英 #fctokyo #FC東京 #U20W杯 #U20日本代表 pic.twitter.com/2x9NQFa1lb
— サッカーダイジェスト (@weeklysd) May 3, 2017
久保選手は母親似なのですね!
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