鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎。
今回は、そんな炭治郎を育んでくれた、温かい『家族』をご紹介します。
◆竈門家の家系図
①竈門家の伝承
竈門家は代々、炭焼き職人の家系であり、家長は花札のような耳飾りを伝承しています。
また、火に関わる家業であるため、怪我や災いが起きないよう、毎年正月にはヒノカミ様にヒノカミ神楽を奉納してきました。
この神楽と耳飾りの継承を途切れさせないことは、はるか昔から続く約束事となっています。
②竈門家の家系図
ここで、竈門家の家系図をご紹介しましょう。
まず、物語の舞台である大正時代の竈門家は、炭十郎と葵枝夫婦の間に、息子4人、娘2人の6人兄弟で、合計8人の大家族となっています。
戦国時代にさかのぼると、ご先祖・炭吉と妻・すやこ、娘・すみれとその弟か妹が登場します。
物語の終盤には、現代の竈門家も登場。
現代の描写では、兄のカナタと弟の炭彦が描かれていますが、炭治郎の曾曾孫という設定です。
炭治郎はカナヲと結婚してるんですね。
また、燈子と膳照という姉弟も出ていますが、こちらは禰豆子と善逸の子孫のようです。
◆父親は柱なのか?
炭治郎の父親の名前は、竈門炭十郎(かまど・たんじゅうろう)。
生まれつき体が弱く病気がちで長く床に臥せており、物語が始まったときにはすでに病死しています。
炭治郎いわく「植物みたいな人」であり、穏やかな笑顔と柔らかい声色が特徴の父親。
しかし、穏やかなだけではなく、ヒノカミ神楽の正当な伝承者という別の顔も持っていました。
病死する10日前、炭治郎を従えて、人を襲う凶暴な大熊をヒノカミ神楽で仕留めてみせるシーンがあります。
これは、死が近づいた父が息子にヒノカミ神楽を伝承するために行った、最初で最後の「見取り稽古」であったのでした。
このように強さも折り紙付きの父・炭十郎ですが、「柱」でも「鬼殺隊」でもありません。
あくまで普段は炭を売り、病と闘い、家族を愛した穏やかな父親なのでした。
◆母親の名前は?
炭治郎の母親の名前は、竈門葵枝(かまど・きえ)。
6人の子供たちに愛情を注ぐ心優しい女性でしたが、物語冒頭、鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)によって惨殺されてしまいます。
炭治郎の武器の一つに「石頭」がありますが、実は母親譲りのもの。
母親は昔、頭突きで猪を追い払って撃退したという武勇伝を持っています。
◆長妹(長女)禰豆子
炭治郎のすぐ下の妹は、竈門禰豆子 (かまど・ねずこ)。
年齢は、炭治郎より一つ年下になります。
弟妹たちの面倒を見て、家事を手伝う優しい少女でしたが、鬼舞辻無惨によって鬼にされてしまいます。
しかし、炭治郎の呼びかけにより不完全ながら自我を取り戻し、鬼としての力を兄を守るために使うようになりました。
炭治郎が鱗滝左近次(うろこだき・さこんじ)の下で修行を行った2年間、何故か禰豆子は眠り続けて目を覚ましませんでした。
やがて目を覚ました禰豆子は、人を喰らってエネルギーにする体質の替わりに、鬼が本来行わない「睡眠」によってエネルギーを補充する体質を得とくします。
ただし、日光を浴びると灰化する体質は鬼と同じであるため、日中は常に炭治郎の背負う「箱」の中で眠ることとなりました。
また、人を喰らわないようにする保険として、竹製の口枷を常に噛まされています。
ちなみに好みの男性のタイプは「飛車のような人」だそうです。
将棋の駒の一つ。実質的に、将棋における最強な駒。前後左右の全方向に進むことが出来るため、
◆長弟(次男)竹雄
炭治郎の長弟の名前は、竈門竹雄(かまど・たけお)。
炭治郎によく似ていますが、額の火傷はなく、左目尻の下に泣きぼくろがあります。
物語冒頭、他の家族とともに鬼舞辻無惨によって惨殺されてしまいました。
◆末妹(次女)花子
炭治郎の末妹の名前は、竈門花子(かまど・はなこ)。
花子は、竹雄や茂の悪ふざけを注意したり、母を手伝いせんべいを焼こうとするなど、しっかりとした性格であったことが描かれています。
物語冒頭、他の家族とともに鬼舞辻無惨によって惨殺されてしまいました。
◆次弟(三男)茂
炭治郎の次弟の名前は、竈門茂(かまど・しげる)
茂は、洗濯物を使って炭治郎に覆いかぶさるなど、やんちゃなシーンが描かれています。
物語冒頭、他の家族とともに鬼舞辻無惨によって惨殺されてしまいました。
◆末弟(四男)六太
炭治郎の末弟の名前は、竈門六太(かまど・ろくた)。
六太は、禰豆子に背負われているシーンがあるので、年のころ2~3歳だったのでしょう。
物語冒頭、他の家族とともに鬼舞辻無惨によって惨殺されています。
◆まとめ
これまで見てきた通り、竈門炭治郎の活躍の陰には、温かくも悲しい家族の姿がありました。
これからも家族は炭治郎の挑戦を、遠くから見守ってくれることでしょう。
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