女子水泳界の「ゆいぽん」こと大橋悠依(おおはしゆい)選手。
今回は、そんな大橋選手を育み、育ててくれた『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆実家は滋賀県彦根市
大橋悠依選手は、滋賀県彦根市出身。
「ジェット桐生」の桐生祥秀選手と同じ出身地ですね。
2人は1995年生まれで同学年になりますが、中学校は違う学校に通っているようです。
大橋選手は、小学校に上がるタイミングで、地元の彦根イトマンスイミングスクールに通い、水泳を開始。
小中学生の頃から、友人の母親から
竹内結子に似ているよね
と言われていたそうです。
長い手足と柔らかい関節に恵まれていた大橋選手は、小学3年の頃から少しずつ記録を伸ばし、中学1年で初めてジュニア五輪の決勝(背泳ぎ)へと進出。
もっと上にいきたい
と考えるようになり、個人メドレーに取り組むようになりました。
中1から個人メドレーをやり始めていろいろな種目を泳ぐようになって、たまたま個人メドレーがうまくいきだしたんです
彦根東中学校3年生の時には、「全国JOCジュニアオリンピック夏季水泳競技会」の女子・200m個人メドレーで優勝、100m背泳ぎで3位。
広島で行われた全国中学校体育大会では、200m背泳ぎで2位、200㍍個人メドレーで3位。
100m背泳ぎと200m個人メドレーで、千葉国体にも出場しています。
高校は、滋賀県立草津東高等学校へ進学し、インターハイに出場しましたが、注目されるレベルではありませんでした。
しかし、2012年のジャパンオープンで大橋選手の泳ぎをたまたま見た平井伯昌コーチに、
ゆっくりとしたテンポで水をとらえる素質がある
と見出され、平井コーチ率いる東洋大に進学しました。
◆優しい父親
大橋悠依選手は、お父さんのことをツイッターでつぶやいたことがあります。
お父さんはいつも優しい。いつもありがと(^^)照
特に、父の日などでもありませんでしたが、何か良いことがあったのでしょうね(*^_^*)
◆母親の名前は?
大橋悠依選手のお母さんの名前は、加奈枝さん。
2015年の初夏、母・加奈枝さんは、大橋選手から送られてきた写真を見てがくぜんとします。
真っ白で血の気のない表情、焦点の合わない目。
ショックだった。なんてひどい顔をしてるのって
この時期は貧血の影響で、大橋選手のコンディションは最悪でした。
写真自体は、「美容院に行ってきた」という話題でしたが、母親の目はごまかせなかったのですね。
しかし、ヘモグロビンの数値を増やす薬を飲み、アサリやひじきなどを摂取する食生活へ改善すると、体調が回復。
遅咲きの苦労人は、大学4年にして、初の日本代表に選出されています。
そんな大橋選手は、お母さん手作りの「小鮎の煮付け」が好物。
お母さんが送ってくれた滋賀県産のトマトを丸かじりし、今日も元気にがんばっています。
◆3人姉妹
大橋悠依選手は、3人姉妹の末っ子です。
幼稚園の時はピアノや体操教室に通っていたそうですが、姉たちがスイミングスクールに通っていた影響で、大橋選手も水泳を始めています。
ツイッターには、こういうつぶやきがあります。
おねえちゃん 雨壺山に どんぐり 採りにいって 代わりに血を奪われて帰ってきはった 45ヶ所さされたんやとよ\(⊙⊙)/
雨壺山とは、彦根に実在する山で、千鳥ヶ岡公園として整備されています。
お姉さん、なぜ“どんぐり”を採りに行ったのでしょう?
◆まとめ
大橋悠依選手は、中学校の時に将来の夢を語っています。
「入江陵介選手のようにきれいな泳ぎ方になって、オリンピックに出場したい」
リオ五輪は惜しくも出場できませんでしたが、次には東京五輪が控えています。
『家族』の声援を受けて、東京の空に金メダルを掲げてほしいですね(^o^)丿
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