水泳女子200mバタフライでリオ五輪・銅メダリストの、星奈津美選手。
今回は、そんな星選手を育み、支えてくれた「家族」にスポットを当て、ご紹介します。
◆母(画像)もバセドウ?
星奈津美選手の母・真奈美さんは現在51歳。
奈津美さんの小学生時代、水泳は大好きながら記録がさえない娘を、お母さんは「うちの子に水泳の才能はない」と思っていました。
それでも、奈津美さんが「泳ぎたい」と言うため、お母さんはその気持ちをとても大事にして、スイミングクラブや海洋センターへの送り迎えを続けてくれました。
奈津美さんが春日部共栄高1年の時、突然、パセドウ病と診断され、お母さんは「泳げなくなるかもしれない」と誰よりも心配します。
なぜならばお母さんは、30代半ばに同じ甲状腺系の病気を患ったことがあったからです。
幸い、薬で甲状腺ホルモンの数値が安定したため、水泳を続けることができましたが、2014年の仁川アジア大会中に症状が悪化。
奈津美さんは、甲状腺の全摘出手術に踏み切り、病は完治したもののタイムが落ちてしまい、不安に苛まれる日々が続きます。
そんな時、お母さんから「初心に戻った気持ちで、思い切ってやればいいんじゃない」と優しく声をかけられ、奈津美さんは号泣。
そして「スッキリした」と心を整理して、2015年の日本選手権を制した奈津美さんは、そのままの勢いで今回の世界選手権までも制覇したのでした。
そんなお母さんですが、大の嵐ファンで「翔くん推し」。
奈津美さんは、いつかお母さんを翔くんに直接会わせてあげるのが夢なのだそうです。
ではここで、お母さんの画像をご紹介します。
(出典・ブルーシー・アンド・グリーンランド財団ホームページ)
なかなかの美人ですね!翔くんもきっと気に入ってくれるでしょう。
◆兄も水泳選手?
星奈津美選手が水泳を始めたのは、兄・幸輔さんがスイミングクラブに通っていたことがきっかけです。
現在は、水泳選手という訳ではないようですが、奈津美さんが困ったときには電話で話を聞いてあげるなど、とても優しい方のようですね。
奈津美さんは、お兄さんへの感謝の気持ちを込めて、誕生日にDVDレコーダーをプレゼントするなど、とても仲が良い兄妹です。
そんなお兄さんですが、2014年8月30日に結婚してしまいました。
お兄さんをとられてしまって寂しいのも束の間、もうすぐベビーちゃんが誕生するという事で、奈津美さんは今から楽しみにしています。
◆父の職業は?
星奈津美選手のお父さんは、福島の出身で、福島には「星」という苗字が多いのだそうです。
お父さんは、あまりメディアに登場しないため、職業など詳しいことは分かりませんが、会社勤めで一家を支えていらっしゃいます。
ちなみに勤務先では、社を上げて星奈津美選手を応援しているそうです。
結婚は?
2016年8月11日、星奈津美選手が結婚することがわかりました!
お相手は33歳の会社員、国久雅樹さん。
奈津美さんが26歳の誕生日を迎える、8月21日に籍を入れる予定だそうです。
国久さんは、前回のロンドン五輪にも現地に駆けつけ、星選手の銅メダルを後押ししました。
2014年11月、奈津美さんがバセドー病の手術を受けるため入院したときは、毎日病院に通い、奈津美さんを支えました。
そして、リオ五輪では2個目の銅メダルを獲得。
このメダルは最愛のフィアンセに贈る、恩返しの証でもあったのです。
◆まとめ
見てきたとおり、星奈津美選手の活躍の陰には、一家を支えるお父さん、優しいお兄さん、そして一番の理解者であるお母さんの姿がありました。
これからは最愛の夫とともに、どんな『家族』を築いていくのでしょうか?
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