サザンオールスターズで長年活躍する、原由子さん。
愛称は原坊です!
今回は、そんな原さんを取り巻く『家族』の物語です。
本 名:桑田由子(くわた・ゆうこ)
生年月日:1956年〈昭和31年〉12月11日
血液型 :B型
身 長:161cm
◆実家は老舗てんぷら店
原由子さんは、神奈川県横浜市の出身。
実家は横浜関内(かんない)駅前の天ぷら屋さん「天吉(てんきち)」を営んでいます。
天吉は明治5年創業で、何度か移転をしながらも、横浜の人に愛されてきました。
サザンの初期の楽曲『今宵あなたに』で、この店のことが歌われており、ファンにとっても聖地的存在です。
しかし、原さんはエビ天を食べるとじんま疹が出るのだとか。
桑田さんはこのことを『エビのたたり』と称しています。
◆父親は4代目店主
原由子さんの父親は、天吉の4代目店主に当たります。
戦時中Y校のブラスバンドで、一カ月でクビになるまでピッコロを吹いていた
というエピソードがあるので、横浜高校のブラスバンド部だったのでしょうね。[1]
「音楽はウチの血統」というのが自慢の、音楽好きなお父さんでした。
もう一つ好きだったのがお酒で、長男いわく
父はお酒で逝っちゃった
ということ。
実際、お父さんは2015年ごろに亡くなっています。
◆母親はフェリス出身
原由子さんの母親は、5人姉妹の3番目でしたが、5人姉妹は全員、フェリス女学院の出身でした。
そして、フェリスでの学園生活が楽しかったため、娘にもフェリスを勧めます。
しかし残念ながら原さんは、フェリス中学部の受験に失敗。
中2のときの編入試験も不合格で、高校に上がるときに補欠合格ということで、辛くも合格を果たしました。
お母さんは大喜びでしたが、何度もフェリスに落とされた原さんは、すっかりフェリスが嫌いになっていて、
私は、絶対にフェリスには行かない!
と抵抗。
最後は叔母達が懸命に説得し、原さんはしぶしぶフェリスに通うことになります。
しかし、母親に無理矢理進路を決められた形となった原さんは、お母さんとの関係が険悪になり、口も聞かなくなってしまいました。
そんな原さんを救ったのは、やはり音楽でした。
同じ編入組の友達と『ジェロニモ』というユニットを結成。
原さんは明るさを取り戻し、お母さんとの関係も、改善して行ったのでした。
ちなみにお母さんは、宝塚歌劇団の大ファンで、やはり音楽好きなのでした。
◆兄は5代目店主
原由子さんにはお兄さんがいて、名前は原茂男(はら・しげお)さん。
1953年生まれなので、原さんより3歳年上になります。
浅野学園、武蔵大学を卒業して、実家・天吉の5代目店主となりました。
2018年5月6日、客の男が店の従業員に暴力をふるい、ニュースになったことがあります。
この時、店長が平手打ちされていますが、被害者はお兄さんのようですね。[2]
茂男さんの奥さんはJAZZボーカリストで、学生時代にフォークソング・グループで活動し、卒業後はCMソングなども歌っていました。
ちなみにお兄さんもJAZZベースをやっているそうです。
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