ラグビー日本代表の最高齢、トンプソンルーク選手。
今回は、そんなトンプソン選手を支えるお嫁さんや子供たちにスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:トンプソンルーク
旧名:Luke Thompson
生年月日:1981年4月16日
年齢:38歳 ※2019年10月現在
身長/体重:196cm/110kg
出身:ニュージーランド
◆お嫁さんの国籍は?
①お嫁さんとの馴れ初めは?
トンプソンルーク選手のお嫁さんの名前は、ネリッサさん。
年齢は、トンプソン選手と同い年です。
お嫁さんとの馴れ初めは、ニュージーランド時代からの幼なじみということで、高校の同級生という説もあります。
2人が19歳のときから交際を始め、トンプソン選手が2006年に近鉄ライナーズに所属したときから、東大阪で同居を始めました。
②お嫁さんの国籍は?
トンプソンルーク選手は、2010年7月に帰化して、日本国籍を取得しています。
すでに結婚していたお嫁さんとは、1年以上話し合いました。
お嫁さんは申請中にも「本当にいいの?」と何度も確認したそうです。
お嫁さんも国籍を変更しようかと考えましたが、
夫は日本人としての誇りを持って生きていく。でも同時に、家族の中にNZのルーツを残すことが大事だと思った
ということで、ニュージーランド国籍を維持しています。
トンプソン選手も、
僕たち家族には両方の国の要素がある。自分がどこから来たのかということを忘れたくないんだ
と、お嫁さんの考えを支持しています。
③代表復帰を支えた妻
トンプソンルーク選手は、2015年のワールドカップを終えて、日本代表を引退しています。
若い世代に道を譲るという思いもありましたが、
家族との時間を最優先にする
という、お嫁さんとの約束が最大の理由でした。
日本代表に未練はなかったはずのトンプソン選手ですが、2018年6月に日本-イタリア代表戦をテレビで観戦すると、
「Fight(頑張れ)!」「Concentrate(集中だ)!」
と、前のめりで叫んでいました。
以下は、その姿を隣で見ていたお嫁さんとの会話です。
お嫁さん「代表でやりたいの?」
トンプソン「もちろん」
お嫁さん「もしやりたいならどうぞ」
トンプソン「引退、引退、引退。引退したから、それ、大丈夫」
お嫁さん「本当にやりたいなら、いつも応援している」
この言葉を聞いてから、日本代表のコーチを務めるトニー・ブラウンに連絡をとるのに、そう時間はかかりませんでした。
◆子供は娘2人と息子1人
トンプソンルーク選手とお嫁さんの間には、娘が2人と息子が1人います。
①長女・茉矢ルイーズちゃん
第1子は女の子で、名前は茉矢(まや)ルイーズちゃん。
茉矢ルイーズちゃんは東大阪で生まれているので、日本国籍を持っています。
年齢は今年(2019年)で6歳になり、今年からニュージーランドの小学校に入学しています。
「茉矢」という名前には、父のプレースタイルのように「真っすぐな」人間に、という願いが込められています。
命名するときは、お嫁さんが働く保育園の同僚や、近鉄のスタッフらと相談して決めました。
長女の茉矢ちゃんは先天性の白内障で、失明のおそれがありましたが、近鉄は茉矢ちゃんの闘病生活を支えてくれました。
トンプソン選手が現役で頑張り続けるのは、そんなチームへの感謝の気持ちもあるのでしょう。
②長男・ヘンリー勇人くん
トンプソン選手の第2子は男の子で、名前はヘンリー勇人(ゆうと)くん。
2015年のワールドカップ前に生まれているので、今年(2019年)で4歳になります。
勇人という名前の意味は、
自分がやりたいと思ったことに勇気を持って挑んでほしい
という願いが込められています。
③次女・恵良ルースちゃん
トンプソン選手の第3子は女の子で、名前は恵良(えら)ルースちゃん。
2018年生まれなので、今年(2019年)で1歳になります。
子供3人とも漢字の名前が入っていますが、トンプソン選手は、
漢字は日本の文化。子供たちが将来どこで暮らしても名前の中に漢字という日本のものがある。それが大事だと思うんだ。
と、その理由を話しています。
子供たちはみな日本国籍ですが、将来はニュージーランドNZ国籍も取得できます。
20歳までにどちらの国籍を選ぶか、自分で決めてほしい
と、トンプソン選手は考えています。
◆ニュージーランド出身
トンプソンルーク選手は、ニュージーランド・クライストチャーチの生まれです。
13歳で本格的にラグビーを始め、セントビーズ高、リンカーン大などを経て2004年に来日しました。
◆父親はラガーメン
トンプソンルーク選手の父親の名前は、デイブさん。
父・デイブさんは元ラグビー選手で、カンタベリー州の代表に選ばれましたが、ケガのため28歳で引退しています。
その後は、馬と牛を飼い競走馬を育てる牧場を経営しながら、家族を養いました。
デイブさんは幼いころからラグビーを教えてくれましたが、トンプソン選手はサッカーの方が好きな少年でした。
日本代表に初選出されたとき、トンプソン選手には迷いもありました。
一度、日本代表でプレーすると、母国ニュージーランドのジャージは諦めなければならないためです。
しかし、父・デイブさんに相談すると
面白いチャレンジじゃないか
と背中を押してくれたそうです。
また、トンプソン選手が日本に帰化する時も、ニュージーランドの両親にも相談しています。
この時も両親は、息子の決意をすぐに理解し、尊重してくれました。
2011年のW杯開催地はニュージーランド。
トンプソン選手は、「ルーク・トンプソン」を育ててくれた両親の前で、日本人「トンプソンルーク」として戦っています。
◆兄弟はいる?
トンプソンルーク選手には、弟と妹がいます。
弟のショーンさんは、競馬(馬車を引く競技)の騎手として活躍しています。
妹のアンナさんはネットボールのニュージーランド代表選手という事で、超アスリート一家ですね。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、トンプソンルーク選手の活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、トンプソン選手の挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇編集後記
ラグビー選手のカードって人気あるんですね。
1万円を切るものから、8万円を超えるものまであります(゚д゚;)
日本代表がワールドカップで活躍すれば、もっと値段が上がるかもしれませんね(^_-)
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