眞子(まこ)さまと小室圭(こむろ・けい)さんの“横浜デート”が世に出たのが2016年10月。
それから4年以上の月日が流れ、本当に色んなことがありました…
今回は、これまでの経緯を時系列でまとめ、わかりやすく解説していきたいと思います。
◆2016年10月17日「横浜デート」
小室圭さんの存在が発覚したのがこの日。
全てはここから始まりました。
「週刊女性」にお2人の横浜デートがスクープされたのです。[1]
この時点で、小室さんの顔にはモザイクがかけられ、もちろん、名前なども分かりません。
しかし「彼」は眞子さまを
マーちゃん💛
と呼び、右手にはお揃いのリングが…
名前など分からなくても、お2人がただの関係ではない事だけはハッキリしていたのでした。
◆2017年5月16日「NHKスクープ」
この日の18時59分、NHKは、
眞子さま、婚約へ
とテロップで速報。
直後の『ニュース7』で、小室さんの顔写真と実名入りで、婚約内定を詳しく報じました。[2]
この時の小室フィーバーは凄かったですね
おめでたいニュースに、日本中が祝福ムードに包まれた一方で、
なぜこのタイミングで報道が流れたのか?
という疑問の声も上がります。
この日の3日後には、天皇の退位特例法の閣議決定が予定されていたというタイミング。
特例法では、
女性宮家の問題をどうするのか?
という問題が大きな争点となっていました。
結果として女性宮家については、特例法の付帯決議の中で検討することが明記されています。
◆2017年9月3日「婚約内定会見」
この日、眞子さまと小室圭さんは、婚約内定の記者会見にのぞみました。[3]
約12分間の会見で、2人が視線を合わせたのは11回。
「見つめ合う」シーンが印象的な会見となりました。
眞子さまが、小室さんの第一印象を、
太陽のような明るい笑顔
と話すと、小室さんは眞子さまのことを、
月のように静かに見守ってくださる存在
と表現。
さらに、
きれいな月を見つけますとうれしくなり、宮さまにお電話をおかけしています
と、何ともロマンチックな交際の様子を披露しました。
小室さんとともに、温かく、居心地がよく、笑顔あふれる家庭を作ることができればうれしく思います
と話す眞子さまに対し、
将来のことにつきましては宮さまとご相談しながら考えて参りたいと思います
と結んだ小室さんでしたが、本当に色んなことを相談するようになってしまいます。
◆2017年12月11日「借金トラブル」
この日から、小室圭さんに対する世間の風当たりは強くなっていきます。
眞子さまの未来の義母となる、小室佳代(こむろ・かよ)さんの借金問題が発覚したのです。[4]
佳代さんは、2002年3月に夫を亡くしています。
そして、2007年頃から同じマンションに住む男性と交際を始め、2010年9月に婚約に至りました。
ここまでは良かったのですが…
婚約してからの佳代さんは、婚約者の男性に対したびたび“お金の無心”を始めます。
- 圭さんのICU(国際基督教大学)の入学金と授業料
- 圭さんのアメリカ留学費用
- 圭さんのアナウンススクールの授業料
- 小室家の生活費
これらの名目で男性が振り込んだ金額は、400万円をゆうに超えました。
私はただの財布じゃない。もうこの人とはやっていけない
と感じた男性は、2012年9月に婚約を解消。
今まで振り込んだお金を返してほしい
と文書で伝えたところ、佳代さんは、
お金は贈与されたもので、返す理由がない
と返金を拒否。
男性は、住んでいた家のローンが払えずに、自宅を売却する事態に陥ったと報道されています。
◆2018年2月6日「結婚延期」
この日、宮内庁は、眞子さまと小室さんの結婚を延期すると発表しました。[5]
延期に関し、眞子さまは「お気持ち」を公表し、
充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました
と、延期の理由を説明しています。
2019年は、天皇陛下の退位や皇太子さまの即位に伴う一連の儀式が続くため、2020年に延期することに。
宮内庁も眞子さまも触れていませんが、小室佳代さんの借金問題が背景にあった事は間違いありません。
◆2018年8月7日「ニューヨークへ」
この日、小室圭さんはアメリカのフォーダム大学へ留学するため、ニューヨークへ出発しました。[6]
留学期間は3年間で、目的は弁護士資格の取得です。
これに先立ち、フォーダム大学は、
ケイ・コムロ 日本のプリンセス・マコのフィアンセ(婚約者)が入学へ
と、公式サイトで発表しました。
これに対し、宮内庁は、
小室さんは眞子内親王のフィアンセではない
と大学に説明。
「納采の儀」をやってないから婚約はしてないということですね
このためフォーダム大学は、
小室氏と眞子内親王は結婚する予定だと2017年9月に発表した
と、表現を修正しています。
◆2019年1月22日「説明文書」
この日、小室圭さんは、佳代さんの金銭トラブルについて説明する文書を公表しました。[7]
いつも温かいご厚情を賜り、御礼を申し上げます。
で始まる文書は、ワープロ打ちの1枚の文書。
内容は、
- 母親の婚約解消時、婚約中に受けた支援については清算したい旨伝えたが、「返してもらうつもりはなかった」という明確な説明があった
- 婚約を解消して1年ほど経ったころ、婚約者は交際していた期間に負担した費用の返済を求められた
- 専門家に相談してアドバイスを受け、元婚約者に会って「ご要望には応じかねる」と伝えた
と、借金そのものを否定するものでした。
内容は、それまで報じられてきたものと同じでしたが、当事者の小室さんが発表したことで、大きく報道されています。
◆2019年11月30日「何らかの発表を」
この日、54歳の誕生日を迎えた秋篠宮さまは、記者会見に臨まれました。[8]
会見の中で、眞子さまの結婚問題にも触れ、
昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております。
と、語りました。
一方で、眞子さまと結婚に関する話ができておらず、小室家とは連絡をとっていないことも明かされています。
◆2020年11月8日「立皇嗣の礼」
秋篠宮さまはこの日、皇位継承順位が1位であることを内外に示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」に臨まれました。[9]
この儀式の終了により、平成から令和への代替わり関連行事は、一通り完了したこととなります。
もともと「立皇嗣の礼」は、2020年4月に予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期。
眞子さまは、結婚問題に関する説明を「立皇嗣の礼」の後にするつもりでしたが、こちらも延期されていました。
◆2020年11月13日「必要な選択」
眞子さまはこの日、結婚に関する「お気持ち」の文書を公表しました。[10]
文書では小室圭さんについて、
幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在
とし、変わらぬ思いを確認。
さらに、
結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です
と、結婚への強い思いも語りました。
宮内庁によると、天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻、上皇ご夫妻も、この「お気持ち」を尊重されているということです。
◆2020年11月30日「結婚を認める」
秋篠宮さまは、55歳の誕生日を迎えるにあたり、記者会見に臨まれました。[11]
注目を集めたのは、眞子さまと小室圭さんについて、
結婚することを認める
と発言したこと。
しかし、結婚を認めた理由を、
憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります
と説明し、憲法で定められているから仕方がない、というニュアンスでした。
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
さらに、小室さん母の金銭トラブルについて、
多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない
との見解を示し、金銭トラブルへの対応が、
見える形になるというのは必要なことではないか
と述べられました。
◆2021年2月19日「天皇のお言葉」
天皇陛下は、61回目の誕生日を前にした記者会見で、眞子さまの結婚問題に言及されました。[12]
眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております。
これは、言葉はソフトながらも、
多くの人が納得し喜んでくれる状況
でなければ結婚に進むことができなくなる、重い発言です。
陛下は祝福してくださっている
と思っていた眞子さまは、大いに動揺されたと報道されています。
◆2021年4月8日「28枚の小室文書」
この日、小室圭さんは文書を公表し、母親と元婚約者との金銭問題についての見解を述べました。[13]
文書は、
- はじめに
- この文書を作成し公表することにした理由について
- 基本的な方針について
- 平成31年(2019年)1月22日に文書を公表した理由及び同文書の誤解されている点について
- 金銭トラブルと言われている事柄に対する私と母の認識について
- 元婚約者の方との話し合いについて(令和元年(2019年)5月~令和2年(2020年)11月)
- 11月30日に発売された週刊現代の記事について
- おわりに
で構成され、A4サイズ28枚、4万文字からなる超大作。
金銭トラブルについて、解決金を払わなかった真意などが記されています。
西村泰彦(にしむら・やすひこ)宮内庁長官は、
非常に丁寧に説明されているな、というのが印象であります
と、この文書を評価。
元大阪府知事、大阪市長の橋下徹(はしもと・とおる)さんも、
小室さんが文書で説明しましたけど、裁判用の文書としてはものすごいできがいい
と称えました。
しかし同時に、
国民全般への説明文書としては感情に対する配慮がないと思った
とも指摘しています。
◆2021年4月12日「解決金」
小室圭さんはこの日、母親と元婚約者の金銭問題について、解決金を渡す意向があることを明らかにしました。[14]
小室文書では、
返済の義務はない
と繰り返した小室さんが、主張を一転させたように見えるため、驚いた人も多かったと思います。
問題は、解決金の出どころです。
小室さんは弁護士を目指しているとはいえ、まだ学生の身。
母親の佳代さんも、まとまったお金を払えるようには見えません。
考えられるのは、眞子さまが、
私が払うから
と持ち掛けた可能性です。
眞子さまには年間915万円の皇族費が支給されているため、これまでの貯えもあると考えられ、眞子さまに支払えないことはないでしょう。
しかし、皇族費も元々は税金であるため、国民の理解を得ることは難しそうです。
◆まとめ
という訳で今回は、眞子さまと小室圭さんの結婚問題について、時系列でまとめてきました。
2021年7月には、米ニューヨーク州の司法試験を受けるという小室さん。
無事に試験をパスして、眞子さまをお迎えすることができるのでしょうか?
上手くいくといいですね!
◇脚注
- 週刊女性 2016年11月1日号 眞子さま、ガッチリ体型のイケメンと横浜デート後に東横線でラブラブなご様子
- NHKニュース7 2017年5月16日 眞子さまご婚約へ
- 産経新聞 2017年9月3日 見つめ合う「月と太陽」 留学後「将来結婚しましょう」 眞子さま、その場でお受け
- 週刊女性 2017年12月26日号 秋篠宮家はご存知か! 眞子さまの婚約者・小室圭さん母「400万円」借金トラブル
- 朝日新聞 2018年2月6日 眞子さまと小室さん結婚、2020年に延期 宮内庁発表
- PRESIDENT 2018年10月31日 小室圭さんの”疑惑”を騒ぐ週刊誌の無責任
- 朝日新聞 2019年1月22日 小室圭さん「母も私も解決済みと理解」 説明文書の全文
- 産経新聞 2019年11月30日 【秋篠宮さま54歳】(動画あり)誕生日ご会見全文(中) 眞子さまご結婚「何らかのことは発表する必要がある」
- 東京新聞 2020年11月9日 写真で見る「立皇嗣の礼」 平成から令和へ、代替わり行事ほぼ終了
- 産経新聞 2020年11月13日 眞子さま、ご結婚「生きていくために必要な選択」 お気持ちを公表
- 朝日新聞 2020年11月30日 秋篠宮さま、眞子さまの結婚「認める」 誕生日の会見で
- 文春オンライン 2021年3月15日 「親の心、子知らずでしょうか」眞子さまにピシャリと仰った天皇陛下のお言葉の重み
- NEWSポストセブン 2021年4月8日 小室圭さん、全28枚の文書発表 解決金払わなかった真意
- 女性セブン 2021年5月20・27日号 小室さんの解決金 眞子さまが「私が払う」と持ちかけた可能性も
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