旧ユーゴスラビア出身で、現在はサッカー日本代表監督を務める、ヴァヒド・ハリルホジッチ氏。
今回は、そんなハリルホジッチ監督を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆妻の名前は?
ハリルホジッチ監督の妻の名前は、ディアナ夫人。
ディアナ夫人は、クロアチア出身です。
普段はハリル監督と離れ、フランスの自宅で暮らすディアナ夫人ですが、ちょくちょく来日しています。
2015年9月には、夫婦で両国国技館を訪れ、大相撲秋場所を観戦。
ハリル監督は、若い女性ファンからの写真・サイン攻めにあいましたが、
そこは彼女(ディアナ夫人)がしっかり管理している
と、奥さん一筋であることを強調しました(*^_^*)
2017年5月には、4日間の日程で夫婦で沖縄旅行。
数カ月間1日も休まず働いてきた。しっかり休むことができました
と話したハリル監督でしたが、沖縄には代表候補選手のリストを持参します。
妻からは、なんでいつもそのリストを見ているの?と言われました
と怒られたそうで、
その説明は難しいんだよと言いました
と苦笑いしていました。
◆子供はいる?
ハリルホジッチ監督には、2人の子供がいると言われています。
ユーゴスラビアを追われ、パリに移り住んだときには、
小さなアパートに4人家族が身を寄せ合うようにして暮らしていた
ということなので、子供2人という情報には信ぴょう性があります。
フランスの自宅には、愛犬のコスモと言う大切な子供もいます。
白い小型犬ですが、入国するには厳しい手続きが必要でハードルが高いため、ディアナ夫人が長期来日できない理由はここにあるのでしょう。
◆祖国の父と母
ハリルホジッチ監督の母親は、セルビア人でした。
母は私が学業を疎かにすることを決して許さなかった
と、ハリル監督は振り返ります。
母親は、将来的には息子にエンジニアになってもらいたいと考え、実際、ハリル監督はモスタールにある理工系の高校に進学しています。
ハリル監督が23歳で初めてユーゴスラビア代表に選出された時も、
勉強はどうするのか?
と訊いてきたというから、筋金入りですね(^_^;)
ハリルホジッチ監督は、29歳で仏ナントに移籍し、その後、パリ・サンジェルマンと大型契約を交わしました。
しかしわずか半年後に現役引退を決断。
理由は、母親の死と父親の健康状態の不安とされています。
◆5人兄弟
ハリルホジッチ監督は、5人の兄弟がいる大家族のなかでのびのびと育ちました。
家の近くにグラウンドがあったため、幼少期からサッカーに親しむ一方、学校では常に優秀な成績を収めていたハリル監督。
本格的にサッカーの道を進んだのは、ベレス・モスタールで頭角を現わしていた兄のサレム氏に、同じクラブに入るよう説得されたためでした。
サッカーの恩人とも言える、兄・サレムさんは、すでに亡くなられているようです。
ハリル監督は、故郷のスタジアムにたくさんの寄付を行い、「サレム・ハリルホジッチ・スタジアム」という名称を冠しています。
◆まとめ
2017年8月31日、サッカー日本代表はオーストラリアを2-0で下し、6大会連続のワールドカップ出場を決めました。
しかし、お祝いムードに沸く記者会見で、ハリル氏はこう語りました。
個人的には、プライベートなことで大きな問題がある。その問題があることによって、この試合前に(自宅のあるフランスに)帰ろうかなと思ったところまでの大きな問題だが、サッカーとは関係ない問題…
日本協会の広報担当者は「家族の問題」としていますが、いったい家族に何が起こったのでしょうか?
実は、故・サレムさんの妻であるヤスナさんが、深刻な病状にあるようです。
ヤスナさんは、サッカーをやるために実家を離れたハリル青年を、親代わりで世話してくれた人。
家族思いのハリル監督にとっては、居ても立っても居られない状況なのでしょう。
義姉・ヤスナさんに奇跡が起こることを願いたいと思います。
奇跡の大逆転を決めた日本代表のように…
サッカー日本代表監督!
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