2018年10月11日、内閣官房長官や法務大臣を歴任した、仙谷由人さんが亡くなりました。
今回は、生前の仙谷さんを支えた『家族』にスポットを当て、在りし日の故人を偲びたいと思います。
【本人プロフィール】
名前:仙谷由人(せんごく・よしと)
生年月日:1946年1月15日
没年月日:2018年10月11日
◆息子は司法書士事務所代表
仙谷由人さんには、息子さん1人がいます。
名前は仙谷勇人(せんごく・はやと)さん。
1974年2月6日生まれなので、現在(2018年10月)、44歳になります。
息子さんの職業は司法書士で、『司法書士事務所 東京法務コンサルタント』の代表を務めています。
実はこの司法書士事務所をめぐり、政治資金の問題が報道されたことがあります。
官房長官時代の仙谷由人さんの三つの政治団体が、事務所費や人件費の名目で、司法書士事務所に2年8ヶ月で計320万円を支出していたのです。
この320万円は、司法書士事務所が実質的に使っている東京・西新橋のビルの家賃などに充当。
実質的に司法書士事務所の経費を、政治資金で補填していた疑いを持たれています。
息子さんは取材に対し、
“以前は(政治団体の)会合などにもよく使われた。もらっている分の使用実態はある”
などと、正当性を主張しています。
◆娘が2人
仙谷由人さんには、2人の娘さんもいます。
娘さんたちが20歳代の頃、仙谷さんは娘について
“この子たちはほとんど日本に居つくつもりがない。隙あらば日本を逃げ出して、自由な青空のもとで外国で生活したい”
と話しています。
仙谷さんの娘さんだけあって、優秀で英語もペラペラなのでしょうね。
今ごろは南の島で自由に暮らされているのでしょうか?
◆恐妻家だった?
仙谷由人さんは奥さんについて、
“私の妻もそうですが、日本の女性は老いも若きも「冬のソナタ」を熱中して見ている”
と話したことがあります。
また、
“仕事にかまけて育児をしなかったことを今も妻に避難され、反省している”
とも発言。
この2点から想像するに、仙谷さんは意外と恐妻家であったのではないでしょうか。
◆実家は徳島
仙谷由人さんは徳島県徳島市の出身。
父親は裁判所の職員、母親は徳島高等女学校の教師という家庭で育ちました。
また、母親は熱心な組合活動家でもあったということで、弁護士として労働問題を扱った仙谷さんは、両親の影響を強く受けていたことが分かります。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、仙谷由人さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからは空の上から、後進達の活躍を見守り続けることでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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