2019年に参議院議員に当選した、河井案里さん。
特技はユーミンのものまねです!
今回は、そんな案里さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
生年月日:1973年〈昭和48年〉9月23日
出身地:宮崎県延岡市
最終学歴:慶應義塾大学総合政策学部
◆実家は宮崎
河井案里さんは、宮崎県延岡市の出身。
4歳のときに宮崎市に移住し、
- 宮崎大学附属幼稚園
- 宮崎大学附属小学校
- 宮崎大学附属中学校
- 宮崎県立宮崎大宮高等学校
をそれぞれ卒業しました。
宮崎のスーパーエリートコースです
中学時代は、合唱部と美術部に所属。
美術部に入った理由は、部室から校庭が見やすかったためで、
好きな男の子の部活中の姿を見るのに忙しく、作品を作っている暇なんかなかった
と振り返っています。
高校時代は生徒会役員をつとめ、“マフラーとコート着用の自由化運動”に取り組みました。
いくら南国でも冬は寒い。マフラーとコートぐらいは自由に着させてほしい
というのが運動の趣旨です。
残念ながら自由化運動は不発に終わりましたが、こういった経験から、
政治を勉強したい
と考えるようになりました。
夢を実現するため、大学は、慶應義塾大学総合政策学部へ進学。
大学の卒業後は、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程を修了しています。
◆父親は建築家
河井案里さんの父親は、東京で建築の仕事をやっていました。
しかし、多忙と生活の乱れから吐血して故郷の宮崎に移り、設計事務所を開業します。
宮崎の建築事務所時代は、県立武道館や県立芸術劇場など、宮崎県内の公共建築の多くに携わっていた
と言われており、案里さんの旧姓は「前田」なので、設計事務所は宮崎市にあった『前田設計』ですね。
となると、父親は前田設計の代表者だった前田暢俊(まえだ・のぶとし)さんということになります。
本も出しています!
設計事務所の経営は、バブル経済の崩壊などにより、だんだん厳しくなります。
起死回生策として、父親は飲食業に進出しましたが、上手くいきませんでした。
最後に開いた焼肉屋の失敗を契機に、飲食業からは手を引き、父親は隠居生活に入ります。
しかし2019年、お父さんは東京の設計事務所からヘッドハンティングされ、現場復帰を果たしました。[1]
案里さんは、
私は、父が建築の世界に戻ってくれたことが純粋に嬉しい。そして、人間の人生とは、人の繋がりによって拓かれていくものだなと、改めて痛感した
と、喜びを語っています。
◆母親は声楽家
河井案里さんの母親は、声楽家でした。
その影響か、外で友達と遊ぶよりも、自宅でお母さんとピアノを弾いたりするほうが楽しかったみたいです。
中学生になっても反抗期はなく、合唱部に入部してお母さんを喜ばせていました。
選挙の時お母さんは、歌のメッセージで応援してくれています。
◆姉と家庭内不和
河井案里さんには、お姉さんがいます。
初登院の時には、お姉さんから当選祝いでもらった“花柄のシャツ”を着ていました。
ちなみに、お姉さんは両親と折り合いが悪かったそうです。[2]
お父さんとお母さんも、仲が良くなかったのだとか。
案里さんは、家族を繋ぎとめる「かすがい」の役割を担ってきました。
◆夫・河井克行
①夫・克行さんとの馴れ初めは?
河井案里さんは、27歳の時に結婚しています。
夫は国会議員の河井克行(かわい・かつゆき)さん。
1963年〈昭和38年〉3月11日生まれなので、案里さんより10歳年上になります。
2人の馴れ初めは、科学技術振興事業団の専務理事だった沖村憲樹(おきむら・かずき)さんから紹介されたこと。
当時は落選浪人中でした…
その時は沖村さんを交えて夕食をともにし、案里さんは2次会のカラオケで『天城越え』を歌いました。[3]
これがとても上手くて、克行さんはメロメロになったそうです。
ちなみに結婚式の仲人は橋本龍太郎(はしもと・りゅうたろう)元首相。
息子の橋本岳(はしもと・がく)さんは、案里さんの慶應時代の友人でした。
結婚式の司会は、克行さんの友人で衆議院議員の吉川貴盛(よしかわ・たかもり)さんが務めています。
②離婚している?
2020年6月18日、河井案里さんは、公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されます。
その後、案里さんが、克行さんに離婚調停を申し立てたと報道されました。
案里さんの判決文には、
克行は(略)、本件当時は被告人の配偶者であった
と書かれたことで、報道が裏付けられたようにも思えます。
しかし9月には、克行さんが勾留されている東京拘置所に通う案里さんの姿が目撃されました。
離婚の真偽は、定かではありません
◆子供はいるのか?
河井案里さんと克行さんの間に、子供はいません。[2]
前述の通り、実家の家族が不仲だったので、子育てをする自信がなかったそうです。
文春のインタビューで、
あんな苦労はしたくないから将来は子供はいらない、結婚もしない、と思っていました
と話しています。
結婚するつもりもなかったのね…
◆まとめ
これまで見てきた通り、河井案里さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、案里さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- 週刊女性 2020年6月30日 河井案里容疑者、生まれ育った宮崎での「評判」と叔母が明かした「素顔」
- 週刊文春 2020年11月13日 検察がやってきて「部屋着をパーッと脱いで全裸に…」河井案里参院議員が逮捕直前に語ったこと
-
週刊新潮 2020年5月7・14日号 捜査で浮上!「河井案里」に3人の男
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