公選第20代の群馬県知事をつとめる、山本一太さん。
今回は、そんな山本さんの『家族』の物語です。
◆実家は草津の温泉旅館『山田屋』
山本一太さんは群馬県草津町の出身。
実家は元々、草津で有力な温泉旅館『山田屋』を経営していました。
山本さんの祖父・山本泰太郎さんは草津の人ではありませんでしたが、山田屋の婿養子となり、草津町長もつとめた人物です。
伯父の山本譲(やまもと・ゆずる)、叔父の山本巌(やまもと・いわお)も草津町長をつとめています。
山本家は老舗旅館であると同時に、政治家の家系でもあったのですね。
◆父親は国会議員
山本一太さんの父親の名前は、山本富雄(やまもと・とみお)さん。
1928年11月5日、泰太郎さんの次男として生まれました。
実家の旅館を手伝いながら政治を志し、1955年に26歳で草津町議会議員に当選。
1966年には群馬県議会議員に当選しました。
1977年に参議院議員として国政に進出して、農水大臣や参院幹事長などを歴任。
一方でスキーに造詣が深く、群馬県スキー連盟会長を長年務めるなど、日本スキー界の発展に尽力しました。
1995年3月16日、肝不全のため、66歳で亡くなっています。
◆母親の実家も温泉旅館
山本一太さんの母親の名前は、山本照子(やまもと・てるこ)さん。
母親の実家も温泉旅館で、草津では老舗の『大東館』の娘さんです。
お母さんにとって密かな誇りだったのが、上州ゆかりの偉人・内村鑑三(うちむら・かんぞう)と遠い親戚であったこと。
母親の祖母が、内村鑑三の従兄弟だったそうです
お母さんは時々、算数の出来ない息子を前に、
内村鑑三さんの遠い親戚であることを心のどこかに置いておきなさい!
と励ましてくれました。
◆姉・百合子さん
山本一太さんには姉がいて、名前は田島百合子さん。
姉・百合子さんは、群馬県議会議長をつとめた田島雄一さんに嫁ぎました。
田島雄一さんは、65歳で亡くなっています。
◆国連職員の妻と結婚
山本一太さんは、1993年に結婚しています。
奥様の名前は、玉村美保子さん。
国連職員として活躍しており、国連世界食糧計画・インド代表として毎日放送『情熱大陸』に出演したこともあります。
ちなみに美保子さんは、結婚後も「玉村」姓で活動されています。
山本さんは夫婦別姓について、
自分と妻は別姓ではないが、選択する自由はあるべき
と述べています。
◆まとめ
これまで見てきた通り、山本一太さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、山本さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- 山本一太ブログ 2015年10月11日 57歳:身長170センチ、体重63キロ、体脂肪15%〜健康なら必ずチャンスは巡って来る!
- 覚悟の瞬間 2021年1月12日確認 山本一太
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