公選第20代の埼玉県知事をつとめる、大野元裕さん。
中東情勢の専門家でもあります!
今回は、そんな大野さんを取り巻く『家族』の物語です。
◆実家は鋳物屋
大野元裕さんは、埼玉県川口市の出身。
実家は鋳物(いもの)屋さんを営んでいました。[2]
川口は古くからの鋳物の街として知られ、吉永小百合さん主演の映画『キューポラのある街』の舞台となっています。
キューポラとは鋳物の溶湯のことです
大野さんは、地元の川口市立朝日東小学校を卒業。
中学は、東京にある明治大学附属中野中学校に通いました。
高校は慶應義塾高等学校、大学は慶應義塾大学法学部政治学科へ進学。
阿波製紙の社長をつとめる三木康弘(みき・やすひろ)さんとは、高校・大学を通じての友人だったそうです。
◆祖父は元川口市長
大野元裕さんの祖父の名前は、大野元美(おおの・もとよし)さん。[3]
1912年11月17日、埼玉県北足立郡川口町(現・川口市)で生まれました。
明治大学商科を卒業後、県教育委員、川口市議などの公職を経て、
- 1957年から1972年までの4期
- 1976年から1981年までの2期
合計6期、22年の長きにわたり、川口市長を務めています。
大野さんが中学生の時、祖父は病で入院することになりました。
そして、大野さんが夜間の付き添いをしていたある夜、祖父は混乱して病院を抜け出そうとします。
おじいちゃん、だめだ!
と止める大野さん。
祖父は大声で叫びました。
今は議会開会中である。市長の俺が行かなければ、どれだけの低所得者や母子家庭の方々が困られるか分かっているのか。色々な事情で困っているみんなのために、行かなければならない。
大野さんはこの瞬間、政治家の覚悟というものを学びました。
それからまもなくして、祖父・元美さんは亡くなっています。
◆ライオンズ国際理事の父
大野元裕さんの父親の名前は、大野元昭さん。[4]
父・元昭さんはビジネスを営む傍ら、ライオンズクラブで奉仕活動にいそしみ、国際理事として日本を代表した人物です。
一方で水泳が得意で、オリンピックの選手候補になったという一面もあります。
大野さんも水泳が得意ですね!
元昭さんが所持していた自由形の埼玉県記録は、30年間破られなかったというレジェンドです。
◆母は元タカラジェンヌ
大野元裕さんの母親については、あまり公開されていませんが、一つだけ驚愕の事実が。
なんと元タカラジェンヌなのだそうです。[5]
◆妻とのツーショット写真
大野元裕さんは、外交官時代に結婚されています。
その後、政治家に転身すると大野さんが宣言した時、奥さまは、
絶対いやだけど、言い出したらやめないんだよね
と、消極的でした。
しかし、いざ選挙戦が始まると、昼夜を問わず選挙運動に励み、大野さんを支えてくれています。[5]
昨日の写真。大野夫妻。照れくさそうな候補者。最後まで頑張りましょう。
(スタッフ投稿)
妻に感謝 https://t.co/CnCONVtnnb pic.twitter.com/WQwYanHMia
— 大野もとひろ 埼玉県知事 (@oonomotohiro) August 24, 2019
◆息子1人と娘2人
大野元裕さんには、3人の子供がいます。[5]
①息子さんは翻訳家?
第1子の息子さんは、14歳の時に『イラクの歴史』という本を大野さんと一緒に翻訳して出版しています。
翻訳者の欄には、大野美紀さんと大野元己さんの名前があるので、息子さんの名前は「元己さん」かもしれませんね。
美紀さんは奥様でしょうか?
また、この書籍は2004年に出版されているので、息子さんは1990年頃の生まれなのでしょう。
②2人の娘
第2子の娘さんは、息子さんより1歳年下になります。
性格はおっとりしていますが、手先は器用なのだとか。
第3子も娘さんで、お姉さんより更に5歳年下になります。
性格はひたむきな努力家ですが、ちょっと気難しい一面もあるのだそうです。
◆まとめ
これまで見てきた通り、大野元裕さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、大野さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- 大野もとひろオフィシャルブログ 2021年3月24日確認 プロフィール
- 毎日新聞 2016年7月5日 参院選:候補者の横顔/上 生い立ち /埼玉
- 大野もとひろ公式サイト 2019年8月13日 祖父大野元美元川口市長と政治家の覚悟
- 大野もとひろ公式サイト 2021年3月30日確認 大野元美・元昭
- 大野もとひろ公式サイト 2021年3月30日確認 家族(かぞく)
- 大野もとひろ公式サイト 2019年8月23日 妻に感謝
首長たちの家族!
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