◆徳仁天皇陛下とご結婚
①徳仁天皇陛下との馴れ初めは?
皇后雅子さまは、1993年(平成5年)6月9日に徳仁天皇陛下とご結婚されています。
御称号 :浩宮(ひろのみや)
生年月日:1960年〈昭和35年〉2月23日
学 歴:学習院大学文学部卒業、オックスフォード大学マートンコレッジ修学、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了
ご結婚は、徳仁陛下が33歳、雅子さまが29歳の時でした。
お2人の馴れ初めは、そこから遡ること7年。
1986年(昭和61年)10月18日に来日した、スペインのエレナ王女の歓迎レセプションに出席した時に、当時の徳仁親王と知り合ったのでした。
雅子さまは、小和田条約局長の令嬢としてレセプションに参加されています!
会話をしたのは、わずか2~3分程度の時間でしたが、この後、徳仁親王は周囲に、
外交官のすばらしい女性がいるんです…!
と、興奮気味に話されています。
その後お二人は、お茶会などで数回対面されました。
②ご結婚の経緯
雅子さまのイギリス留学もあり、親交が途絶えていたお二人でしたが、1992年(平成4年)8月に再会。
愛の炎は一気に燃え上がり、1992年10月、雅子さまは千葉県の新浜鴨場(しんはまかもば)で、
わたくしと結婚していただけますか?
というプロポーズを受けます。
しかし、外交官という仕事に生きがいを感じていた雅子さまは、一度はお断りの返事を出されました。
しかししかし、雅子さまを諦めきれない陛下の、
外交官として働くのも、皇室の一員になるのも、国のために働くという意味では同じではないですか?
という説得に折れ、2ヶ月後の12月にプロポーズを受諾。
ここに、世紀のロイヤルカップルが誕生することとなります。
③結婚式と結婚パレード
皇太子夫妻の結婚式に当たる「結婚の儀」は、1993年(平成5年)6月9日に執り行われました。
会場は、宮中三殿の賢所(かしこどころ)と呼ばれるところです。
「結婚の儀」のあと、天皇皇后に結婚を報告する「朝見の儀」が行われ、その後、結婚パレードとなりました。
パレードに使用された車は、ロールス・ロイス コーニッシュⅢのオープンカー。
(イメージ画像:ロールス・ロイス シルバーシャドウ コーニッシュ)
朝から降っていた雨は止み、薄日が差す天候は、お二人の門出を祝っているようでした。
パレードは約30分間でしたが、沿道を19万2千人の人々が埋め尽くし、いつまでもいつまでも、日の丸の小旗が振られていました。
◆内親王愛子さまを出産
①内親王愛子さまを出産
2001年(平成13年)12月1日、皇后雅子さまは第1子を出産。
21世紀初の女性皇族、敬宮愛子内親王の誕生となりました。
全 名:愛子(あいこ)
生年月日:2001年〈平成13年〉12月1日
お 印:ゴヨウツツジ
名と称号の由来は、『孟子』の離婁章句下(りろうしょうくのげ)にある、
人を愛する者は人恒に之を愛し、人を敬ふ者は人恒に之を敬ふ
からきています(2001年12月7日付朝日新聞より)。
西郷隆盛氏の座右の銘である「敬天愛人」からとられているという説もありますが、この説は誤りのようですね。
②皇室トップ!愛子さまの偏差値
愛子さまは、幼稚園から一貫して学習院で、学習院大学文学部の日本語日本文学科に通われています。
ハーバード卒の雅子さまゆずりの秀才で、偏差値は70を超え、皇室トップの頭脳とされた愛子さま。
一時期は東大受験も囁かれましたが、学習院大学に落ち着かれました。
眞子さまと佳子さまをICU(国際基督教大学)に奪われ、悠仁さまが幼稚園からお茶の水女子大附属に通っている現状。
伝統の学習院としては、面目躍如(めんもくやくじょ)といったところでしょうか。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、皇后雅子さまの歩みの陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
心配されたご体調も、ずいぶん回復されたようです!
これからは令和の象徴として、新天皇陛下と新しい時代を築いていきます。
◇編集後記①
皇后雅子さまが愛用する腕時計を見つけました。
愛子さまの運動会を参観されたときの画像です。
これは、メレリオ・ディ・メレーのラヌフですね。
メレリオ・ディ・メレーは、フランスのマリー・アントワネットをはじめ、数々の貴族から愛された老舗です。
まさに皇后さまにふさわしいブランドですが、実はご成婚前からメレリオ家と小和田家に交流があったそうです。
皇室に嫁がれる際、お父様から雅子さまに贈られた時計も、メレリオ・ディ・メレーだったのだとか。
もしかしたら、この日着けられていた腕時計が、そうだったのかもしれませんね(^_-)
◇編集後記②
令和の時代を迎えた2019年以降、雅子さまにゆかりのある、こちらのバッグが売れているそうです。
コンテスのその名もプリンセスバッグと言います。
世界で初めてホースヘア素材でハンドバッグが作られたことで知られる、コンテスの「プリンセスバッグ」を持たせていただきました👘👜記念にさあやさんと😆#コンテスプリンセス #きものクイーンコンテスト pic.twitter.com/VzJWWshgdU
— 水沢 有希 (@yuki_mizusawa_) February 17, 2018
このバッグはもともと、天皇陛下と雅子さまのご成婚の際、雅子さまが手に携えていたものです。
これを記念して、コンテスは、このバッグを“プリンセス”と名付けました。
ネットには在庫がありませんが、一部デパートにはあるみたいですよ(^_-)
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