◆娘からの手紙…息子さんは?
南アフリカW杯で16強という躍進を遂げた岡田ジャパン。
W杯開幕前は強化試合を含めて連敗が続いていました。
マスコミからも批判が相次ぎ、精神的にもかなり参っていたそうです。
そんなときに娘さんから届いた手紙が、岡田武史監督を奮い立たせました。
“南アフリカの父へ
お父さん、元気ですか。
ごはん、ちゃんと食べてますか?ちゃんと眠れてますか?
お父さんが岡田監督として難しい顔している姿、毎日テレビで見ています。
たいへんな時が続きますね。
私には想像もつかないようなプレッシャーと闘っているお父さん。
この間の試合の後、ますます厳しい顔をしているのを見て
お父さんらしいと思いました。
お父さんが誰よりも真剣にサッカーを考えていること。
サッカーを愛していること。
そして、覚悟を持って仕事をしていること。
私は知ってます。だから信じてます。
今日はいよいよオランダ戦ですね。
南アフリカのお父さんに 私たち家族ができることは少ないけれど
精一杯、応援しています。
いつもありがとう。
お父さんは、私の誇りです。
娘より“
この手紙を受け取った岡田監督はそれまでの戦術を見直し、長谷部誠選手へのキャプテン変更や、本田圭佑選手のワントップなどを採用。
その結果、見事グループリーグを突破しました。
W杯進出やグループリーグ突破などの転機には、いつも家族がいたということですね。
ちなみに息子さんもいますが、一般人であるため、あまり情報がありません。
娘さんもこの手紙以外ではメディアに全く出ていませんので、現在何をしているかなどは分かっていません。
◆父親の職業は産婦人科医
子供の頃からサッカー選手になることを夢見てきた、岡田武史監督。
中学生の頃の夢はドイツでプロサッカー選手になる事でした。
しかし、当時の日本はJリーグも開幕しておらず、実業団サッカーだけではとても生活していけるような状態ではなかったそうです。
岡田監督のお父さんは産婦人科医をしており、色々な方面に知り合いがいました。
岡田監督の夢を諦めさせるため(!)お父さんの知り合いであった産経新聞運動部の長賀川浩さんが直々に岡田監督と会って面談したそうです。
その時はプロの厳しさを知って「ドイツでプロになる」という夢は諦めますが、岡田監督は高校入学後もサッカーを続けました。
そのうち日本代表にも選ばれるようになり、サッカーを認めざるを得なくなったお父さん。
どんな著名人の説得であっても、自分の信念を貫く岡田監督の我慢勝ちだったということですね。
◆まとめ
ロシアW杯前の今の状況は、岡田監督が代表を率いていた南アフリカ大会と同じような雰囲気になっています。
強化試合では全く勝てず、マスコミが連日批判を繰り返している状況です。
西野監督も、岡田監督のように『家族』の力で乗り切って欲しいですね( ◠‿◠ )
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